地球に寄り添って生きるために

普段僕らが住んでいるこの星には、あたりまえですが僕らだけが住んでいるわけではありません。

そして、これもあたりまえの話ですが「今」の先に「未来」があります。

「今」僕らの星では大変なことがたくさん起こっています。

気温や天気がいつもと違ったり、他の生き物が減ったり、居場所が減ったり、水や空気が汚れたり、食べれないものが増えたり… ほかにもいろいろ

(もちろん僕らだけの問題もたくさんあります。)

「今」も問題は山積みです。

でも、大変なのはこれから…

僕はこの星が大好きです。だから、これからもこの地球という星が多様性に満ちあふれ、生き生きとまわっていって欲しいと思っています。

残された時間は実はもうほとんどありません。

もう手遅れだと言う人もいます。

でもまだ、間に合うかもしれない。

なら僕は、未来にもこの豊かな地球を残すために行動したい。

そのためには、まず自分から

地球に寄り添って生きよう。そう決めました。

実は僕、4年前にパーマカルチャーデザイナーになりました。

「パーマカルチャー」っていうのは、オセアニアのタスマニア島で暮らしていたビル・モリソンとその弟子?のデビット・ホルムグレンの2人が作った言葉で、永続性(permanent)と農業(agriculture)、文化(culture)の3つの語を組み合わせた造語です。

永続可能な環境を作るための農中心とした文化、人間と自然が共に豊かになるような生かし合いの関係を築くためのデザイン体系のことをパーマカルチャーと呼びます。

僕はこの、パーマカルチャーという考え方が、今僕らが抱えている膨大な問題たちのひとつの大きな解決策になるのではないかと思っています。

なぜかと言うと、パーマカルチャーは思いやりでできているからです。

パーマカルチャーには最も大切にしている3つの考え方というのがあります。地球に対する配慮(earth care)、人々に対する配慮(people care)、および余った時間や金銭、物質またその他のものをその目的に合わせて使うこと(fair share)の3つです。

冒頭でも書いたとおり、地球には僕らだけが住んでいるわけではありません。それに、彼らなしに僕らだけで暮らしていくこともできません。彼ら、つまり生き物、土壌、森林、微生物、大気、水などのすべての生物・無生物。地球ではすべてが繋がっていて、互いに影響し合い、補い合って成り立っています。そのため、彼らに対して心配りをすることは僕らが生活していく上で非常に大切です。この考え方を地球に対する配慮(earth care)と呼んでいます。なるべく地球環境に対する悪影響を減らすように努め、再生的、持続的な生活を行うように心がけようという考え方、生き方です。

また、この地球に対する配慮(earth care)には、人々に対する配慮(people care)も含まれています。人間はこの世界の生き物全体から見ればごく一部でしかありません。しかし、この世界に対する大きな影響力を持っています。そのため、人間に対しても最大限の配慮をし、共に永続的な環境作りを行うことができないかと考えることは大切です。

3つ目の考え方、余剰生産物の分配(fair share)というのは、自分にとって必要な分の資源を得ることができたなら、余った分は永続的な環境作りのため、つまり地球や人々に対する配慮のために使おうという考え方です。僕は、この余ったもの(今、輝くことのできる場所を探しているもの)と、その能力を発揮できる場所とを結びつけることのできるデザインは作れないかと考えるのが楽しいです。

ちょっと硬くなっちゃいましたが、パーマカルチャーの根っこの考え方はこんな感じ(いわゆる「パーマカルチャーの倫理」というやつ)。

少しでも興味を持ってくれたり、地球について考えてくれたりしてくれてたらとっても嬉しいです。

また、パーマカルチャーについて書きますね。

では、また明日!

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