知ってる人は知ってるかもしれませんが、
実は僕、ローフードマイスターなんです!
なので今回は、
ローフードってそもそもなんなの?
って話と、
ローフードの考え方を普段の食生活で取り入れるためには?
のふたつをテーマに書いていこうと思います。
ローフードとは?
名前の通りraw(生の)food(食べ物)で、自然の野菜や果物を生のまま丸ごと食べる食のライフスタイルのことを指します。
生のまま食べることで、生きたビタミン、ミネラル、食物酵素を丸ごと身体に摂りいれることができます。
※酵素はタンパク質でできています。
そのため酵素は熱に弱く加熱するとこわれてしまいます。
酵素が生きていられる温度は食物によって違いますが、だいたい48℃ぐらいだと言われています。
そのため、48℃以下で加熱調理したものもローフードには含まれます。
どんな食べ物がローフード?
果物(新鮮で熟したもの)
野菜
発芽食品(スプラウト)
ドライフルーツ(植物油、砂糖を使用してないもの)
ナッツ類(無塩で生のもの)
※ナッツ、たね、豆、穀類は寝ている状態(芽がでない状態)のものは酵素抑制物質を含んでいます。そのため食べる前に浸水させ起こしてあげる(発芽の状態)必要があります。
種子類(ひまわりの種、かぼちゃの種等)
海藻類(海のミネラルが豊富)
乾物類(切り干し大根、干し椎茸、かんぴょう等)
ローフードではないもの
豆類(加熱が必要だが、栄養素が豊富)
穀類(玄米、全粒粉のもの、加工していないものの方が良い)
卵・蜂蜜(その他、動物性のもの)
お酢(身体にいいとされていますが、唾液アミラーゼを壊してしまうため消化吸収を大切にする酵素栄養学の観点から、ローフードには含まれません)
避けた方が良い食べ物
乳製品(牛乳に含まれるカゼインは離乳期を過ぎると消化できなくなります)
肉類(消化に沢山のエネルギーを使います)
油類(トランス脂肪酸が含まれるマーガリン、ショートニング等)
白いもの(白砂糖、白米、白い小麦粉等)
酵素って何?
ローフードの栄養学で大切にしている栄養のひとつが酵素です。
酵素は生きているものすべてに存在する生命活動を行っている物質で、「生命力の根本」になるものだそうです。その酵素を生のまま丸ごと食べることで、酵素を減らすことなく摂りいれることができます。
人間が持っている酵素
消化酵素
⇒食べたものを分解して栄養素に変えています。
代謝酵素
⇒細胞の入れ替え、組織の修復、毒素の排泄などの身体の健康に保つはたらきをしています。
人間にはわかっているだけで約3000種類もの酵素がいるといわれています!
植物に含まれる酵素
食物酵素
⇒摂りいれると身体の働きをサポートしてくれます。
酵素のはたらきは何を食べるかで変わる
現代の食生活は、肉類、脂類、炭水化物が多く、加工食品や加熱食品をたくさん食べるものになっています。しかし、これらの食べ物を消化するにはたくさんの消化酵素が必要となり、代謝酵素のはたらきが弱ってしまいます。
代謝酵素が充分にはたらいてくれないと、代謝が低下し身体を新しく保ったり毒素を排泄することが充分にできなくなってしまいます。
そのため健康な食生活をおくるためには、おなかの負担になるものは食べる量を減らし、生の新鮮な野菜や果物を日々の食生活に取りいれることが大切です。
ローフードの考え方を普段の食生活で取り入れるために
はじめに知っておいて欲しいのは、
ローフードでは完全に生のものだけを食べることをおすすめすることはしていないということです。だいたい、普段口にするものの50%~80%をローフードにすることを推奨しています。
生のもの(ローフード)をしっかりと摂った上で、自分の身体や心の状態に合わせて必要なものを食べる。
必要があれば、お米を食べてもいいし、お肉やお魚を食べてもいいんです(ただ、これらはローフードには含まれません)。
ローフードのベースは栄養学で、目的は「心身の健康」を保つことです。倫理や思想を大切にしたものではありません。だから、できる範囲で身体を気遣いながら、自分の気持ちも大切に食べるものを選んでみることをおすすめします。
生のものを食べる習慣をつける
ローフードにはたくさんのレシピがあり、調べれば色んな料理が出てきます。
でも、毎日手の込んだ料理を作るのは大変!
なので、普段から生活に取り入れられるローフードの食べ方を紹介しようと思います。
1.果物を食べる。
ローフードでは、フルーツモーニングを推奨しています。朝は身体にとって排泄のための時間です。そのため、
2.サラダの量を増やす。
ローフード生活の基本はサラダです。昼食と夕食で、大皿に一杯ずつサラダを食べるようにするのが理想です。
毎日2食、サラダを食べるには工夫が必要です。
そのひとつがドレッシングです。ドレッシングをいかに上手に飽きないように作るかで、毎日続けられるかが決まるといっても過言ではない。市販のドレッシングではなく、自分だけのドレッシング作りに挑戦してみてください。
3.スムージーを作る。
朝、果物を食べる気にならない時にはスムージーを作るのをおすすめします。
スムージーのいいところは、食べるより簡単に野菜や果物をたくさん摂れて、残り物を入れても美味しくなって、作るのも簡単だってこと(洗い物はちょっとめんどくさい)。
そして、体調に合わせて作ることができるってこともおすすめの理由です。
夏は冷たく作って、寒い時には生姜とか入れてホットスムージーに!食欲がない時には水分が多い果物を増やして、腹持ちをよくしたい時にはバナナを入れたり、豆乳で作ったりする。
季節に合わせて作れるのも、おすすめの理由です。
なんか色々書きましたが、
美味しくご飯を食べるのが一番です!
毎日の食事を楽しみながら余裕がある範囲で自分の体調を観察してみてください。
また、ローフードについて書きます。
今日はこの辺で。じゃ〜ね〜